お知らせ

センターの目的(Goals of STEM Education Research Center)

 STEM教育研究センターは,教育方法および指導者育成に関する研究の専門家を中心に,外部共同研究機関や大学周辺地域を始めとする多くの教育現場と連携しながら,次のことを目指します。

  1. ものづくりの活動を通した教育方法に関する研究開発を行う
  2. 従来の科学技術教育,理数教育を捉え直し,STEM(Science, Technology, Engineering and Math)教育として学習内容の体系化を進める研究開発を行う
  3. 学校教育,社会教育で求められるSTEM教育を指導できる,指導者育成の内容と方法に関する研究開発を行う
  4. 研究を推進するために,開発した新しい教育活動を実証研究するフィールドを大学内に設置する
  5. 国内外の関係研究機関と連携してSTEM教育について国際的に情報発信できる研究拠点を形成する

これまでの活動⇒これから目指す方向性(Past and Future)

 これまで,平成13年度から,本センターのベースとなる総合研究機構プロジェクト(研究スペース)「『SCCIP ものづくり教育センター』:ものづくりを通した科学技術教育研究拠点構築プロジェクト」を継続して来ています。すでに,地域の学校や保護者,また社会教育関係団体などへのものづくり教育センターの存在が認知されるようになってきています。専門分野を究める研究的側面だけでなく,その成果を社会に還元するアウトリーチまで含めて考えるのが,理工学研究と教育研究の違うところであると考え,研究開発とアウトリーチの循環を作り出す,新しい教育研究センターとして本センターを埼玉大学を代表する研究開発拠点として育てて行きます。