第43期の概要

第43期ロボットと未来研究会

2023年10月,第42期のロボットと未来研究会が始まります!

体験会の申し込みはこちらからお願いします。また,活動への本申し込みはこちらからお願いします。

お待たせしました!案内パンフレットが完成しました!(このページ一番下)

本活動は,埼玉県リアル体験教室プレミア教室にも登録されています。埼玉大学教育学部野村研究室,STEM教育研究センターは,埼玉県リアル体験教室に全面的に協力をさせていただいています。未来を創る子どもたちによりよい体験と学びの機会を提供していくことも我々の研究の大きなミッションです。

さて,第43期は,次の新しいチャレンジを始めていきます!

  1. 野村研究室では,国際的な人工知能・ロボット研究プロジェクトであるロボカップの活動にさまざまな形で参加しています。そこでは2050年までに人間のサッカーワールドカップで優勝するチームに勝てるロボットサッカーチームを作ることを目指して研究が進められています。これも全く答えが分からない未知の課題です。すでにロボカップジュニアでは,たくさんの小中高校生がこの課題にチャレンジしています。
    ロボットと未来研究会では,勝つことよりも,自由で斬新なアイデアを自慢してチャレンジを進めていって欲しいと思い,独自のリーグを作ろうと考えました。ロボカップジュニアではタイヤ型のロボットが使われていますが,ロボみらでは,最初から2足で歩くロボットでサッカーをしてみようと思います。名付けて「ロボみら2足ロボサッカーリーグ」です!サッカー&レスキューコースからでも足型ロボット・ロボットアームコースからでも参加できます!!ロボカップジュニアの大会にも参加していきます!!
  2. 今,宇宙開発,特に月への探査機の着陸が,一つのチャレンジになっています。そこで,月面探査機を作っているコースを用意したいと思います。ミッションは,6階から投下して,地面に着陸しても壊れず動くことができる探査機をつくることです。名付けて「月面探査ロボットコース」です!大学生のお兄さんお姉さんも研究しているこのミッションに,みなさんも一緒に参加します。できれば来年3月に行われる大学生,大人が参加する研究会で発表できるといいなと思っています。

また,以下のように第40期から始めた新しいチャレンジをさらに充実させていきます。

  1. 「農業xロボット ロボみらの庭2.0」をアップデートします!これまで見沼に畑を借りて,週末,研究員のみなさんと畑で,地元の農家の方と一緒に活動をしていましたが,42期からは研究室の中にも畑を用意します。またこれまで協力いただいていた「十色」さんとより協力なタイアップをして,実際に「十色」さんのとうがらし畑を使わせてもらって「十色」さんの課題を解決することを目指していきます。このようにより身近で農作物作りを体験しながら,農業の課題を見つけそれを解決するために必要なテクノロジーをみなさんと一緒に研究室で開発し,農家の人たちに試してもらいます。
    第43期は,冬に向けての活動ですので畑での活動は少し置いておいて「机の上で農業を始めよう!〜水耕栽培の専門家を目指そう」と題して,プログラミング技術も使いながら机の上に野菜工場を作っていきます。朝食のちょっとした野菜を作れるといいなと思っています!
    ちなみに,「農業xロボット ロボみらの庭2.0」コースは第39期から新たに始めた「お料理でSTEM!」の「このひクッキング」も活動に含まれます。実際に育てた野菜を使ったお料理にも挑戦します!
  2. 第39期から教育学部学生の発案で始めた「このひ」プロジェクトを第40期から「STEMひろば」として進めてきています。「STEMひろば」では,いろいろなブロックを使って形や色彩,デザイン,そしてお料理までさまざまな角度からものづくり研究を進めていきます。その中で,自分が「作ってみたい!」というものを見つけてもらいたいと思っています!
    また,この活動の中では,やはり第39期から新たに始めた「お料理でSTEM!」の「このひクッキング」にも参加していきます。お料理もものづくりの一つでありSTEMです。また,単純においしいものを食べるのはいいですよね。

それ以外にも,空を飛ぶドローンがすっかり身近になってきましたが,空を飛ぶものを作るのも楽しそうです。そこで,第43期から,ドローンを研究するコースを用意したいと思っています。すでに,高校生と一緒に研究を進めてきましたが,小中学生にも研究してもらえそうです。

やってみたいを見つけ,チャレンジする気持ちを育む活動を今期も続けていきます。多くのご参加をお待ちしています!!

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